奈良の旅館大正楼

山菜

春を告げる蕗の薹

フキノトウは山菜の中で一番に春を知らせてくれます。
そのことから、春告草とも言われます。あまり開き過ぎたものは、苦味が強いので開いていないものが良しとされます。 味噌とよく合うので田楽や味噌を使って保存食にします。天ぷらにしても大変美味しく頂けます。

フキノトウ田楽のレシピ

①白・赤合わせた味噌と砂糖を鍋に入れて中火で練り混ぜ、みりんで適当に伸ばします。

②フキノトウを洗って水気を切り、縦半分に切って少し低めの温度の油で素揚げします。

③揚げたフキノトウに①の味噌を掛けて供します。

フキノトウ ワラビ

大和の地に自生する山菜

ワラビやゼンマイ、ヨモギなども大和の地で自生しています。
通称スッポンと呼ばれているイタドリなんかも面白い山菜です。茎はウドのような筒状をしています。 春に若芽が30センチ程伸びた頃に採って、皮をむいて食べます。少し酸味のある子供達のおやつになります。

フキノトウ味噌のレシピ

①フキノトウを熱湯で塩茹でにして、冷水にとって粗熱をとります。

②フキノトウの水気を絞って細かく刻みます。

③赤味噌と砂糖を中火で練り混ぜ、みりんで伸ばして煎り胡麻を混ぜます。

④刻んだフキノトウと味噌を合わせて保存食用にします。