奈良の旅館大正楼

宇陀市の八咫烏神社

神武東征の道案内をした八咫烏

奈良県宇陀市に鎮座する八咫烏神社の観光案内。

神武東征の際に、熊野の山中で停滞する神武天皇ご一行を大和へと道案内し、天皇の勝利に貢献したと伝えられる八咫烏。 その八咫烏(やたがらす)の化身を祀る神社として知られます。

八咫烏像 八咫烏神社 奈良の地酒やたがらす

八咫烏神社境内に置かれた八咫烏像と、奈良の地酒 やたがらす。

宇陀市の観光名所

八咫烏神社はサッカーの神様

八咫烏神社は近鉄榛原駅近くの墨坂神社、国宝の本殿で有名な宇太水分神社、 万葉遺跡の阿騎野人麻呂公園、能舞台で知られる阿紀神社と共に、宇陀市観光の人気スポットです。

サッカーボールを頭の上に乗せた「ヘディングする八咫烏像」はスポーツにおける勝利の象徴でもあります。 日本サッカー界とも縁の深い八咫烏。愛嬌たっぷりの八咫烏像に、参拝客は立て続けにシャッターを切ります(笑)

八咫烏(やたがらす)は三本足の鳥として知られます。酒樽に描かれている八咫烏も三本足です。 なぜ八咫烏は三本足なのか?諸説紛々としていますが、どうやら太陽神との関係が見え隠れします。

禊川 八咫烏神社の鳥居

八咫烏神社の前を流れる禊川に架かる橋と、八咫烏神社の鳥居。

八咫烏神社へアクセス

宇陀川から分かれる芳野川沿いに建つ八咫烏神社の鳥居。車道の31号線沿いに位置しており、近鉄榛原駅までの距離は約 3.5㎞です。駅からはバスも出ていて、榛原駅南口改札から奈良交通バス菟田野行き「高塚」バス停下車となっています。 駅からの所要時間は10分足らずでしょうか。

神武伝承の観光スポットとしては、八咫烏神社の他にも、神武天皇の大和入り後に築かれた日本最古の城跡「菟田の高城」や 神武天皇が陣を張っていたときに植えられたと伝わる「桜実神社の八ツ房杉」がおすすめです。八ツ房杉は8本の幹が 絡み合う珍しい巨木で、国指定天然記念物として人気を集めています。

八咫烏神社の駐車場は無料で、鳥居を通過して境内の右手前にあります。