奈良の宿大正楼

修験道は山伏の宗教

験力を授かる山伏修行

山伏といえば修験道、修験道を分かりやすく説明すると、山伏の宗教ということになります。

山伏には文字通り、山に伏すという意味があります。神仏がいます山を歩き、心身を鍛え、山の聖なる力である験力を授かります。 験力とは超自然的な力のことですが、自己の目覚めや心の高まりと言い換えることもできます。

修験道のメッカは世界遺産にもその名を連ねる大峯山です。
1300年前に役行者が開いた修験道の根本道場であり、今でも大峯山から熊野まで続く険しい山々を山伏たちが祈りを捧げつつ、厳しい修行に励んでいます。

金峯山寺蔵王堂の山伏 吉水神社書院の役行者像

金峯山寺蔵王堂の山伏と、吉水神社書院の役行者像。

吉野の千本桜 奈良の吉野は桜の名所です。桜の季節には多くの観光客で賑わいます。

山伏の世界

悟りに導く法螺貝の音色

山伏の法具で最も知られているのが法螺貝ではないでしょうか。 法螺の音は仏の説法であり、迷いを覚まし、悟りに導くと云われています。法螺貝には獣除けや合図といった大切な用途もあります。法螺貝は本当にいい音を奏でますよね。

奈良県桜井市に佇む長谷寺の鐘楼から奏でられる時を告げる法螺貝の音色。あの音を聴いていると、遠い世界へ誘われるような心地良さを感じます。

山伏の装身具

その他にも、山中でヘルメットやコップ代わりに用いられている頭巾(ときん)、鹿やウサギの毛皮で作られたお尻敷きである引敷(ひっしき)などがあります。 この引敷には、身につけた獣(=煩悩)を克服し、悟りの境地に導くといった意味が込められています。

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