レンコンは生活習慣病予防になる食材として知られています。

レンコンに豊富に含まれる食物繊維は腸の働きを活発にし、コレステロール値を下げます。 その結果、動脈硬化や高血圧、痛風などの予防にもなるのです。

レンコン 大正楼

レンコンはハスの地下茎で、原産地はインドです。
５世紀頃に中国を経て日本に伝えられました。最初は実の形が蜂の巣に似ていることから、「ハチス」と呼ばれていましたが、 いつの間にか「チ」が抜けてハスという植物名になりました。そして、泥に埋もれた地下茎が根のように見えることから 「蓮根」となったのです。語源をたどれば、色々なことが分かりますね。

レンコンの旬は晩秋から冬。柔らかい早掘りの新レンコンは６月頃から出回ります。
少量の酢を加えて茹でるとアクが抜けて白く仕上がり、歯切れが良くなります。 日本料理では、天ぷら、煮物、甘酢漬けの酢ばすなどに用います。レンコンを摩り下ろして揚げた蓮餅などもモッとした食感でなかなか乙なものです。

◇ レンコンの語源をご存知でしたか？ by 資格講座 言葉のコレクション